印鑑ができるまで

01

印影のご確認

印影のご確認

ご来店いただいたその場で、お名前から判断させていただいた画数を見て作成した仕上がりイメージをご確認いただきます。
使用する印材や仕上がり日など、お客様のご要望に合わせてお作りいたします。

02

字入れ

字入れ

最近はパソコンを利用した彫刻機によって印章を彫ることができるようになり、これによってお客様の納期のご希望にも応えやすくなりましたが、職人以外でも簡単に印鑑を作ることができるようになりました。
こうした安価な印鑑が増えてきていますが、類似した字体の印鑑ができやすく、実印や銀行印など財産や権利に関わる印鑑にはおすすめできません。

司章堂でもパソコンは利用しますが、職人が一文字一文字こだわりを持って修正を加え、当店オリジナルの字体に仕上げていますので、ひとつとして同じ字体の印鑑が出来ることはありません。当店ではこの字入れに一番気を使い、時間をかけて行っています。

03

荒彫り

荒彫り

字入れをしたものを彫刻機で荒彫りします。
安価なものは、この荒彫りの工程で仕上がりとなるものもあります。

04

手彫り仕上げ

最終仕上げ

荒彫りだけでは、イメージ通りの印影には仕上がりません。
そこで、職人の手作業によって一点一画文字の形を活かして丁寧にバランスを整えていきます。この工程により角が面取りされ、より欠けにくく、生涯使える一生ものの印鑑へと生まれ変わります。

印材について

象牙

象牙

一生ものに相応しい最高の品質

印材としては最高の材料で、強度や仕上がり、朱肉の乗り、捺印の鮮明さ、どれをとっても最高の材料です。とても硬く、印材としては一生どころか先祖代々使える程です。一生ものをとお考えでしたら、ぜひおすすめしたい印材です。

白角牛

白角牛

気品を感じる飴色の美しい印材

オランダ水牛とも呼ばれています。耐久性でも優れた印材です。朱肉の油にも強いので、永く使っていただけます。材質、仕上がり、気品と大変クオリティーの高い印材です。

黒水牛

黒水牛

一生ものに相応しい最高の品質

耐久性でも優れた印材です。朱肉の油にも強いので、永く使っていただけます。材質、仕上がり、気品と大変クオリティーの高い印材です。

つげ

柘

一生ものに相応しい最高の品質

印影の写りも良く、木製の商品の中では一番キレイに仕上がります。ただ、永年使っているとふちなどの細い部分がもろくなってきますが、丁寧に使えば何十年かは十分もちます。

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